matsuo.

ツイッターより長い事を書きたい時に使ってます

安心する吉祥寺のこと

 

寒いね。でも空気はすっかり春。

ツイッターのTLで各所のお花見風景を見ています。皆様有難うございます。葉桜ネイルとやらを見かけて、帰りに薬局で黄緑色のマニキュアを買い、家に帰ってピンクのマニキュアと交互に塗りました。ピンクのネイルはセブンイレブン限定で発売してるパラドゥのピンクベージュが神がかってますよ。

 

コマンダンテがよしログに出てました。

東京きましたね、ちょっとずつ落ち着いてきて、みたいな話など。石井さんが吉祥寺を歩いていたら道ですれ違った女子高生4人組のうちの1人の子が「あ!ごめん!今屁しちゃった!」ってけらけら笑いながら歩いていたらしく、それを見て東京でもああいうのあるんや!めちゃくちゃ安心した!と。大阪なら日常茶飯事な光景だけどと話していた。

安田さんもまさか自分が上京するなんてって言っていたけど、私も未だにまさかほんとに…来ちゃうのか…って思ってます。もう沢山ルミネとか無限大とか出てるけど実感ゼロです。2016年は言霊ってあるねとめちゃくちゃ実感して願望はわりと口に出していたんだけど、東京に活動場所をどうこう的な事に関しては言わなかった。私は大阪の舞台も好きで、各所に色々思いがあったのでほとんど口にしませんでした。少し前までは角座に沢山通っていたので、角座の時によく会っていた人にたまに会って、最近は誰を見てるの?と聞かれて○○や▲▲を好きで見てますーって話すと、こっちにも沢山来てくれるといいねって流れで言われるくらいで。

 

吉祥寺とか代々木とか、スカイツリーなど。東京の地名やモチーフが会話の中に出てきても、それはただの記号みたいな物だった。でもそれらが少しずつ生活の中にグラデーションのように組み込まれていって、いずれ別のものになるような気がして。それこそすれ違った女子高生の会話に安心した話とか。流したり吸収したりしてる。

ヤーレンズトークライブ 第13回「ハッとして!Talk」    

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ヤーレンズトークライブ 第13回「ハッとして!Talk

 

『皆様からのご要望にお応えして』との事でこんな舞台セット(後ろの人もきちんと2人が見える高さの椅子を用意)

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(写真はぶれぶれでちっとも良くない1枚ですが貼っとく)

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新衣装を考えているらしい。あんな虫みたになるとは思わなかったとの事。じゃあもうあの紫と緑はなかなか見れなくなってしまうの?寂しい……出井さんが定期的に緑のスーツをクリーニングに出していたら遂に店員のおばさんに「…あの〜、この派手な服は一体いつ着てるんですか?」って聞かれた話、お腹抱えて笑った。

出井さん「祇園の木崎さんも銀の派手なスーツ着てるからクリーニング店の人にホストだって思われてるらしいよ。いいよね、イケメンだし」

 

楢原さん オフの日においしいパン屋さんでパンを買って近くの公園で食べていたら突然「まさき!食べちゃだめ!!」と女性の声がしてびっくりしたら楢原さんの後ろで小さい男の子が地面の蟻を食べていた話(女性はその子のお母さんだった)

 

トークライブでも新しい事をしていこうって事でアンケートで今後やっていきたい企画を募集。色々あがる中でなかなかにすけべな課題もあがってドキドキしてしまった。 

傷ついた心にまとまり・なめらかさが14日間続く集中トリートメントしてくれよ


黒染めをした。

黒髪でいるけどさらに黒くした。最後に染めたのは去年の秋頃でだいぶ茶っこくなっていたので染め直した。ちゃんと黒い。それにより肌が更に白く見える。私のパーソナルカラーはブルベ夏。

 

あと白髪がちょっと気になった。染めた理由はそこにもある。

ここ何回かは美容室に行く度白髪が気になるので見つけたら根元から切って下さいとお願いしてたくらいだ。前髪とか目立つ部分にひょこっと白い毛が見えて気にしていた。もう老けか、と実はかなり落ち込んでいたけれど、切ってもらった白髪を見ると、根元は黒いまま途中から白くなり毛先に向かってまた黒くなっているからストレスからくる白髪だねと言われた。

 

カラーをしたら白髪はいなくなった。

美容室はストレスでつくってしまった白髪を治してくれるけど、その原因となったストレスのケアまではしてくれない。髪の毛は死んだ細胞の塊みたいなもんだ。私の心は生きている。血の通った心の傷のケアをすっとばし、死んだ細胞の隙間をこじあけお高いトリートメントを髪の毛に注いでいく。髪のケアは受けられても心のケアは受けられない。美容室帰り、3月の夜に吹く風とは思えないくらい冷たい風がツヤツヤでさらさらの染めたての黒髪に絡まって、最後のセットの時につけて貰った洗い流さないタイプのトリートメントの香りが舞い上がる。その香りが妙に鼻の奥にツンと染みて、見てくれだけコーティングされて中身はスッカスカなままだという事に気がつく。喫茶店の隣の席に座っている奥様方のお喋りにさえ時々傷ついたりするのに、そういうちっぽけな精神にこそ、まとまり・なめらかさが続く集中トリートメントをして欲しい。死んだ細胞の事ばかり、こじあけていないで。

 

デッサン力  

 

デッサンは何も絵を描くためだけに存在している技術ではない。

デッサン力があるという事は物事をきちんと正しく観察できるという事。モチーフからより多くの情報量を捉えられるという事。

 

こんな事受験時代に毎日毎日口すっぱく言われ続けてきただろうが、なんで今更になって言い出してんだよって感じなんだけど、デッサンの力は普通に生きていても重要な力になるってあたり前の事を今更感じているから。情けなさすぎてどうしようもない。受験って2文字が絡んでいたからとはいえ、デッサンの意味を分かるじゃなくて解っていたら、もっと学校生活とか楽だったろうに。

 ちょっとした事で傷ついたり、疲れたり、頭がこんがらがって泣きそうになった時、もっと正しく物事を見たいと思う。観察したいと思う。極端に客観視のたりない人に会った時、ふと自分もこんな風なんじゃないかと吐くくらい怯える。どうしようもない気持ち悪さは同族嫌悪からくるものなのか。何に対してズレを感じて何に対して怒りを覚えて何を遠ざけて何を正しく感じたいのか。よく分からない。大パニックをおこしそうになる。物事をよく観察しようとか正確な情報量を得ようとか、受験時代に言われてた時はさっぱり分からなかった。不真面目であったかもしれないけど、本当に分からなかった。デッサンはただ苦痛だった。

 

”伸びる人と伸びない人の違いは、究極、意識の問題です。意識さえ高かったら必ず技術は習得するでしょうし、品格ある生活を送るでしょう。でも、意識だけは教えることができないんです。これだけは人が変えてあげることはできないと思います”

 

これ五代目坂東玉三郎さんの言葉だけど、意識の意味が今なら少し分かる。意識だけは本当に誰からも教えて貰えない。でもある時ハッと深い眠りから覚めたように、ビリッとくる瞬間がある。何かに自発的に気がつけた時、泣きそうになる。何に気がつけないか分からない時が一番苦しい。

 

料理をする時、化粧をする時、服を選ぶ時、人とうまくいかない時、掃除をする時、食器を選ぶ時、テレビを見る時、ラジオを聴く時、文章を書く時、ライブを見る時、読書をする時、絵を見る時、SNSを徘徊する時。なんでもない生活の中にデッサン力が欲しくなる。100の情報量があるのに私はきっと5くらいしか情報を読み取れてない。こんなんじゃ楽しい事も楽しくないのは当然。悲観して頭痛引き起こすのもすこぶるダサい。今こうして文字打ってる瞬間も何言いたいのかさっぱり分かんないなって思うし。インプットもおろそかならアウトプットは尚更ぐちゃぐちゃですよ。

 

くしゃくしゃになった紙をまたゆっくり丁寧にのばしてアイロンかけて、その上から一つ一つ情報を読み取れる力が今の私にあるだろうか。もうアイロンすらかけられないかもしれない。でもジタバタしたい。血肉にしたい。私は普通に生きていきたい。物事に対する距離の取り方がずっとずっと下手くそで、結局同じような結末で壊してしまいそうになるんだけど今まさにそれででもう同じ事で壊れたくないんですよ。合わないならそれまでなのかもしれないけれど。絵も描けないし文も書けないし本も読めないしお喋りも出来ない。新しい事が取り込めなくて昔ばかりなぞっているんですよ。音楽とかラジオとか思い出とか。今がとりあえず一番最低。

 

りんごを描いてそれが普通にりんごに見える。この意味が解るだけで、ずっと楽に世界が見える。早くこのぐちゃぐちゃな1500字にも満たない日記を馬鹿じゃないのって削除する日がきて欲しい。納得する日がきて欲しい。

しじみ砂抜きツアー   

 

ARuFaさんとダ・ヴィンチ・恐山さんがしてるラジオをちょこっと聞いた。「匿名ラジオ」というラジオなんだけど。

 

好きな事でお金を稼ごうみたいなトークテーマで「貝を見張っているのが好き」とか「じゃあしじみ砂抜きツアーをしよう」って話をしている。「貝を見張っているのが好き」って。

 

昔あさりの酒蒸しを山盛り食べようと、スーパーの安売りで大量に買い込んで、あさりの量に対して明らかに小さいボウルで砂抜きをしたら(本当に雑)放置しすぎて中身がぐちゃぐちゃに飛び出てすべておじゃんにした事を思い出してしまった。自分が悪いけどほんとショックだった。