matsuo.

ツイッターより長い事を書きたい時に使ってます

爪先は継ぎ足しの夏

 

ニューヨークのライブへ行ったり、西村さんと安田さんのカープライブへ行ったり、大宮のコマンダンテのライブへ行ったり、POISON吉田さんの5人漫才を見に行ったりした。5人漫才は他事務所編だったんだけど、楢原さん見に来てたんですね。SNSにそう書いていて微笑ましい事この上ない。吉田さんの5人漫才は細部まで丁寧につくられていて、何より事前Vの吉田さんの各ゲストへのコメントが凄く良かった。その人のファンであればある程、嬉しいね。ライブの雰囲気も凄く落ち着いていた(会場もリッチなとこだから)

 

最近はライブに足を運ぶものの、ライブ中あまり集中出来ずぼーっとしてしまうし、お客さんも色々移り変わるのでそういう波に飲まれがちで、落ち着きがない所は尚更で、苦しくなってしまって。家についてはあ、と一呼吸ついた時にめっちゃ疲れてる…と虚しさが勝ってしまう。楽しみを消化だけするのはとても寂しい。

 

 

土日はとても暑かったのでサンダルを引っ張り出してきた。

去年買ったやつを気に入ってたので今年も引き続き履けるかと思っていたらだいぶボロボロだった…ちょっと恥ずかしかったけどそれを履いて、帰ってきてから修理した。汚れを落としてすり減った部分や不恰好になっている所をゴムで継ぎ足した。汚れはウタマロという石鹸を使うとかなり綺麗に落ちる。この石鹸はなんでも落ちる。何回かに分けて直さないといけないけど、まだイケそう。

同じ夏は二度と来ない。でも爪先はまだ去年の夏の面影が残っていて、その面影に少しずつ新しい初夏を継ぎ足している。同じ夏は二度とないんだ、なんて言われると毎年何かが真っ新になる気がしていた。しかしそれらは全て陸続きで、それほど寂しい事ではない事のように思える。

でもピカピカのサンダルは気持ちがいい事も知っている。まだ日焼けしてない足と、サンダルに合う色のペディキュアを塗って歩く灼熱のコンクリートは本当に気持ちがいい。私は足も爪も小さく、ペディキュアを塗ってようやくあ、そこに爪があるんだね、という事が分かるサイズ。