matsuo.

ツイッターより長い事を書きたい時に使ってます

傷ついた心にまとまり・なめらかさが14日間続く集中トリートメントしてくれよ


黒染めをした。

黒髪でいるけどさらに黒くした。最後に染めたのは去年の秋頃でだいぶ茶っこくなっていたので染め直した。ちゃんと黒い。それにより肌が更に白く見える。私のパーソナルカラーはブルベ夏。

 

あと白髪がちょっと気になった。染めた理由はそこにもある。

ここ何回かは美容室に行く度白髪が気になるので見つけたら根元から切って下さいとお願いしてたくらいだ。前髪とか目立つ部分にひょこっと白い毛が見えて気にしていた。もう老けか、と実はかなり落ち込んでいたけれど、切ってもらった白髪を見ると、根元は黒いまま途中から白くなり毛先に向かってまた黒くなっているからストレスからくる白髪だねと言われた。

 

カラーをしたら白髪はいなくなった。

美容室はストレスでつくってしまった白髪を治してくれるけど、その原因となったストレスのケアまではしてくれない。髪の毛は死んだ細胞の塊みたいなもんだ。私の心は生きている。血の通った心の傷のケアをすっとばし、死んだ細胞の隙間をこじあけお高いトリートメントを髪の毛に注いでいく。髪のケアは受けられても心のケアは受けられない。美容室帰り、3月の夜に吹く風とは思えないくらい冷たい風がツヤツヤでさらさらの染めたての黒髪に絡まって、最後のセットの時につけて貰った洗い流さないタイプのトリートメントの香りが舞い上がる。その香りが妙に鼻の奥にツンと染みて、見てくれだけコーティングされて中身はスッカスカなままだという事に気がつく。喫茶店の隣の席に座っている奥様方のお喋りにさえ時々傷ついたりするのに、そういうちっぽけな精神にこそ、まとまり・なめらかさが続く集中トリートメントをして欲しい。死んだ細胞の事ばかり、こじあけていないで。

 

デッサン力  

 

デッサンは何も絵を描くためだけに存在している技術ではない。

デッサン力があるという事は物事をきちんと正しく観察できるという事。モチーフからより多くの情報量を捉えられるという事。

 

こんな事受験時代に毎日毎日口すっぱく言われ続けてきただろうが、なんで今更になって言い出してんだよって感じなんだけど、デッサンの力は普通に生きていても重要な力になるってあたり前の事を今更感じているから。情けなさすぎてどうしようもない。受験って2文字が絡んでいたからとはいえ、デッサンの意味を分かるじゃなくて解っていたら、もっと学校生活とか楽だったろうに。

 ちょっとした事で傷ついたり、疲れたり、頭がこんがらがって泣きそうになった時、もっと正しく物事を見たいと思う。観察したいと思う。極端に客観視のたりない人に会った時、ふと自分もこんな風なんじゃないかと吐くくらい怯える。どうしようもない気持ち悪さは同族嫌悪からくるものなのか。何に対してズレを感じて何に対して怒りを覚えて何を遠ざけて何を正しく感じたいのか。よく分からない。大パニックをおこしそうになる。物事をよく観察しようとか正確な情報量を得ようとか、受験時代に言われてた時はさっぱり分からなかった。不真面目であったかもしれないけど、本当に分からなかった。デッサンはただ苦痛だった。

 

”伸びる人と伸びない人の違いは、究極、意識の問題です。意識さえ高かったら必ず技術は習得するでしょうし、品格ある生活を送るでしょう。でも、意識だけは教えることができないんです。これだけは人が変えてあげることはできないと思います”

 

これ五代目坂東玉三郎さんの言葉だけど、意識の意味が今なら少し分かる。意識だけは本当に誰からも教えて貰えない。でもある時ハッと深い眠りから覚めたように、ビリッとくる瞬間がある。何かに自発的に気がつけた時、泣きそうになる。何に気がつけないか分からない時が一番苦しい。

 

料理をする時、化粧をする時、服を選ぶ時、人とうまくいかない時、掃除をする時、食器を選ぶ時、テレビを見る時、ラジオを聴く時、文章を書く時、ライブを見る時、読書をする時、絵を見る時、SNSを徘徊する時。なんでもない生活の中にデッサン力が欲しくなる。100の情報量があるのに私はきっと5くらいしか情報を読み取れてない。こんなんじゃ楽しい事も楽しくないのは当然。悲観して頭痛引き起こすのもすこぶるダサい。今こうして文字打ってる瞬間も何言いたいのかさっぱり分かんないなって思うし。インプットもおろそかならアウトプットは尚更ぐちゃぐちゃですよ。

 

くしゃくしゃになった紙をまたゆっくり丁寧にのばしてアイロンかけて、その上から一つ一つ情報を読み取れる力が今の私にあるだろうか。もうアイロンすらかけられないかもしれない。でもジタバタしたい。血肉にしたい。私は普通に生きていきたい。物事に対する距離の取り方がずっとずっと下手くそで、結局同じような結末で壊してしまいそうになるんだけど今まさにそれででもう同じ事で壊れたくないんですよ。合わないならそれまでなのかもしれないけれど。絵も描けないし文も書けないし本も読めないしお喋りも出来ない。新しい事が取り込めなくて昔ばかりなぞっているんですよ。音楽とかラジオとか思い出とか。今がとりあえず一番最低。

 

りんごを描いてそれが普通にりんごに見える。この意味が解るだけで、ずっと楽に世界が見える。早くこのぐちゃぐちゃな1500字にも満たない日記を馬鹿じゃないのって削除する日がきて欲しい。納得する日がきて欲しい。

しじみ砂抜きツアー   

 

ARuFaさんとダ・ヴィンチ・恐山さんがしてるラジオをちょこっと聞いた。「匿名ラジオ」というラジオなんだけど。

 

好きな事でお金を稼ごうみたいなトークテーマで「貝を見張っているのが好き」とか「じゃあしじみ砂抜きツアーをしよう」って話をしている。「貝を見張っているのが好き」って。

 

昔あさりの酒蒸しを山盛り食べようと、スーパーの安売りで大量に買い込んで、あさりの量に対して明らかに小さいボウルで砂抜きをしたら(本当に雑)放置しすぎて中身がぐちゃぐちゃに飛び出てすべておじゃんにした事を思い出してしまった。自分が悪いけどほんとショックだった。

 


 

美容室は浮気をしても怒られない  

 

1月に髪を切った時、長年通っている美容室から浮気をした。もう5年以上通っているお店で、担当してくれている方とも仲良くて、なんなら軽い下ネタくらいなら笑って話せるくらいの距離ではあったんだけど、ここ何回か自分の希望していたイメージと違う形で仕上がる事が多くて、気分転換も兼ねてお店を変えた。でもその浮気先が元のお店から数百メートルしか離れていないっていうこの堂々っぷり。

 

浮気をしたお店はインスタの宣伝が活発なお店で、それを見て担当の人も決めた。ボブやショートカットが得意な人で、私のイメージする仕上がりがかなりあやふやにも関わらず上手にカットしてくれた。はじめての場所だから緊張しっぱなしだったけど、帰り道、身体に受ける風がここ何ヶ月の美容室帰りで一番軽やかだった。凄く気持ち良かった。インスタの記事を見て、こんな風にセットしては貰えないだろうかと淡く期待していたスタイルに最後仕上げて貰った時はわあっと思った(希望を伝えたのはカットの形だけでセットのあれこれは全部お任せだったにも関わらず)家に帰ってからも全身鏡と手持ち鏡を使ってぐるっと自分の頭を確認したりした。キレイなセットの形を覚えておいて、切りたて暫くは少しセットも頑張ってた。

 

髪はもちろん伸びるので、次も新しいところへお世話になろうかなと思っていた……んだけどつい先日髪を切った時はまた元のお店に戻ってしまった。ばっさり切っていたので、此処に来る前に別の店を挟んだ事はモロバレ。オーダーする時、担当さんは私の髪の様子を見る。その時が本当に怖くて怖くて(別の美容師行った!?とかえーーー!?って驚かれると思った)一通り希望を伝えた後に「あの…1月に別の所でちょっと切って貰っちゃったんですけど…」って言ったら「うん!短くなってるね〜」ってただそれだけ。その後はいつも通り。もっとなんかからかわれたり、驚かれたりするかと思った。ずっとびくびくしていたのが馬鹿みたいだなって思ったけど、これから多分この2つのお店を行き来してしまうような気がする。

 

みつあみ vol.22

 

3/9

みつあみ vol.22

出演者:コマンダンテ、見取り図、吉田たち

 

オープニング:6人漫才

コーナー:MCゲストにデルマパンゲ広木さん 過去のコーナー振り返り

エンディング:特別ゲストに門真☆ヒロ

 

今回で一旦おしまいのみつあみ。

全然皆勤賞ではないけど思ったより見に行けた。先月、今回とやったイントロクイズの盛り上がりばかり覚えている。早押しボタンを押して脚立を持ち出ししまいには布団まで持ち出して正解したら全員でぐるぐる駆け回るくだり。盛山さんの「なんで俺達の出囃子が10点でコマンダンテが50点やねん!?」にお腹抱えて笑った…

事前アンケートを使うコーナーで吉田たちはお客さんから「電車でお年寄りに席を譲らなさそう」と思われてる事が分かって軽くショックを受ける2人(こうへいさん3票、ゆうへいさん7票)石井さんのキャラクターがだんだん良からぬ方向にいじられて、ゲーム中も綱引きの綱を首にネックレスみたいにかけながらひゃーって笑ったり暴れまくってるのめちゃくちゃ良かった。暫くこういう自由過ぎる感じが見れないの、寂しいですね……

 

安田さんが夜に755で同期がいいんですよ、と更新していた。見取り図と吉田たちでみつあみ改め「ツインテール」是非して欲しい。